スパイラライトからのメッセージ

スパイラライトからのメッセージ

私は、この石を初めて手にした時、碧い海の水の中にいる美しい人魚の瞳が浮かびました。

その人魚の瞳は、この貝のように薄い金色に輝き、キラキラと光を放っています。よく見るとそれは、本物の人魚ではなく、人魚たちが大切に祀っている貝でできた像のようでした。人魚たちは、この像の近くに寄ると、美しい貝や美しい石をそばに置いています。

その像は、尾の部分が海底に付き、その周りに人魚たちが置いた美しいものが積み上げられ、それらが光を反射してキラキラしているようでした。像の両手は左右に広がっていて、そこに小さな珊瑚やイソギンチャクがついて、小さな魚が群れていました。

周りは、たくさんの珊瑚や海藻の森が広がっていて、水の中の多くの命が集まっていました。

地球の深い愛。
地球は、地球自身のことを深く愛しています。私たちは自分のことをこれほど深く愛しているでしょうか。自分自身を愛する、自分自身を大切にする、自分らしくいる、自分を信じる、

どれもとても美しい言葉なのに、それができずに、迷いや戸惑いを感じることもあるかもしれません。もしかすると、言葉の奥にある“本当の意味”を、まだ心の深いところで思い出せていないだけなのかもしれません。

言葉とは、とて便利なものであると同時に、一定の定義を含み、かえって伝わりにくくなってしまうものなのかもしれません。言葉には力がある、それは私たちが紡いでいくものだからです。

地球が地球自身を愛するのを感じてみます。
地球は、自分が絶対的に大丈夫だと思っています。どんなに汚れても、どんなに破壊されても、地球は地球を信じています。なぜなら「本当は、汚されも破壊されてもいないからだよ」と地球は言います。

地球は、自分の器を信じています。
自分が生命の循環そのものであると知っています。失われたように見えるものも、滅びたように感じるものも、すべてが還り、巡り、また新しく進化して息を吹き返すことを、地球は知っているのです。その記憶が、深い螺旋のかたちとなって、この石の中に封じられているのを感じます。

スパイラライトは、遥か昔に生まれた命の殻。けれどそれは、ただの過去ではなく、時を越えて今に息づく“生きた祈り”のようなもの。人魚たちは、この石を通して語り継いでいます。

「命は滅びない。自分を見失ったように感じる時も、その奥深くに、ずっと変わらない“存在の美しさ”が息づいている」と。

像のように静かに立つその姿は、人魚たちの祈りと、地球の命の記憶を宿した聖地。
それは、どこか遠い昔の出来事ではなく——この地球に生きるすべての存在の中にある“永遠の美しさ”の象徴です。

この石からは

「わたしもまた、この地球の深い愛の一部であること」
「自分を信じるとは、命の記憶に還ること」

そんなエネルギーを感じます。

何もできないように思える時も、自分の中には、何億年も前から続く命の力が息づいています。
私たちの命の記憶が、また誰かの未来へと螺旋のように繋がっていく。このスパイラライトは、そんな壮大で優しい記憶の橋渡しなのかもしれません。

スパイラライト

今回は「石」と「絵」のセット販売です。「絵」と一緒に「石」もお届け致します。

  • 石サイズ:4.5×2.5cm
  • 店:Nice to See You
  • 絵サイズ:5.5×7.5cm
  • 額サイズ:11×13.5cm
  • 47,500円(税込・送料・額代込)

       

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