樹は、四大元素ではありませんが、私の中ではそこに入れたくなるほどに大切なものとして書かせていただきました。精霊の声が聞き取りやすくなる魔法、巨木のような大きなものや、それを取り巻く小さな生き物たちまで、命と命の交流や、生命の喜びを表現しました。

冬、まだ雪が積もる大地に、球根の芽が自らの周りを溶かして土から顔を出しているのを見るとき、その計り知れない大きなエネルギーを想います。これは生命の魔法です。そして、それは私たちの中にもあるのです。生きようとする力、生きる歓び、こんなにも美しいものがあるでしょうか。

そして、樹々は上へ上へと伸びていきます。次元が高い生き物は、身体が大きいと聞いたことがあります。大地の下に自分の体と同じくらいの大きさの根を下ろしさらに大空に向かって伸びてゆく樹の大きさは、見えている部分だけではなく、きっとそのエネルギーはとてつもない高次元であると私は感じています。そんな木々に触れただけで私たちはどれだけ癒されることでしょうか。

こうした強いエネルギーの樹々を私たちも癒されるだけでなく、こちらから癒すこともできるはずです。このエレメントを感じながら、大きな樹々に包まれて自らも喜び、希望を持って伸びていくことができるように願いを込めました。

樹の絵が出すエネルギーの魔法のテーマは「命の喜び・希望」

「命の喜び・希望」の中に、以下の意味を込めました。

★精霊たちとの会話がはっきりできる

★命同士の交流と理解

★エネルギーを扱う、愛を込める

★良いスタート

★多くの素晴らしい助けを得る

★新始まりの祝福

★希望に満ちた生