【妖精マルシェ復活】
久々の妖精マルシェ復活です。
テーマは『妖精マルシェ ☆ 魔法の小瓶屋さん』。
妖精マルシェというのは、わたしがよく訪れる妖精の国の商店街です。
そこにはたくさんの不思議なお店が並んでいて、わたしはよくそこでお友達の妖精さんと魔女のカフェでお茶したり、
おしゃべりしながら面白い魔法のお店をまわってたくさんの素敵な品物を眺めます。
いつも閉まっていて中を覗くだけの不思議なお店や、おしゃべりばっかりしている本を置いている楽しい本屋さん、
信頼のおける魔女の印がついた魔法の雑貨店や、この世界では見たことのない美しい花のドレスを置く服屋さん。
木の実や花、泉の水や星のきらめきを宝石にして売っているお店や、ついつい魔法のお菓子が作りたくなってしまう食料品のお店。
小さな妖精だけが使える小さなものを扱うお店や、見えたり見えなかったりする楽器屋さんからは、いつも涙が出るほどの
美しい音楽が流れています。
そんな妖精マルシェの広場に時々やってくる小瓶屋さんがあります。
小瓶屋さんは、小さな色とりどりの様々な形をした小瓶に小さな魔法を詰めて売っているとても可愛いお店です。
小瓶屋さんが広場の大きなどんぐりの木の下にお店を広げると、
木漏れ日が当たってキラキラ輝いて宝石みたいなのです。
小さな妖精さんから大きな妖精さんまで、小瓶屋さんの商品はいつも大人気。
一つ一つとても可愛くて面白い魔法が入っているので、そこにいて説明を聞いているだけでも楽しいのです。
さてその小瓶屋さんの素敵な商品のほんの一部を、わたしの作品展では絵にして展示します。
中には昔ご紹介した絵も含まれますが、どれもわたしが大切に大切にしてきた魔法の小瓶屋さんの小瓶です。
是非じっくり見ていただき、魔法を感じていただきたいです。
それでは、妖精になる準備はできていますか?
あなたも妖精になってから、妖精マルシェに来てくださいね。
妖精にどうやってなったらいいかわからない方は、妖精さんに言ってください。
魔法の粉をどうぞ、たちまち妖精になって魔法のマルシェをお散歩できるでしょう。
【妖精のことがもっと知りたい方はこちら】
(不思議なお話ですので、興味のある方だけどうぞ♡)
妖精さんて、どんな姿形をしているんでしょうか。どんなことに興味があって、どんな仕事をして、どんなところに住んでいるんでしょうか。
それは、本当に様々です。わたしは長年、なぜ人によって妖精さんの印象や姿形、呼び方や風習、文化が違うのか研究して来ました。でも、その答えはこの地球上にある情報だけでは不十分でした。
わたしはある日、わたしのお友達の妖精を訪ねるためにいつもの妖精の国に降り立ちました。そこで、ふと、わたしがそこへ行くまでの道が気になってじっくり感じてみることにしました。そこはまるで宇宙空間のような、美しい星々が歌う、優しい空間でした。そして、わたしはそこで、たくさんの星々全てに妖精や精霊が存在する層を感じました。そう、全ての星には次元という層が存在し、層同士は重なっている部分がありますが、お互いにバランスをとりながらそれほど邪魔をし合わないように共存しているようなのです。例えば、地球で考えると、私たち人間が存在している層は今のところ3次元から5次元の間、とされています。わかりやすく言えば、低い次元ではみんなが嫌がるお化けがいて、それより高い次元には、精霊や妖精、龍やユニコーンなどの聖獣が存在する層や、もっと上だと天使や神様と呼ばれるような存在がいるようでした。それら全ての存在が、次元という層に分かれて同じ時空に存在しているのです。私たちは自分自身の波動を上げたり下げたりすることで知らないうちにこの次元間を移動していることもありますが、それを自覚している人はまだごくわずかのようです。
話を戻しますと、わたしはそうして全ての星々の、その特定の層の情報を保持する宇宙の層を見つけたのです。知っていたのに忘れていて、思い出したと言う方がいいかもしれません。
わたし自身がとても安心する層、それが妖精や精霊の層でした。そして、その層の情報をまとめている宇宙の流れがあるようなのです。その流れの中には、ありとあらゆる妖精や精霊などの似たような次元の存在の情報があり、言い換えれば、今地球で「妖精のこと」を話す人々は、自分がもともといた星の妖精について話している、と言えるのではないか…
だから、一口に「妖精とは」と言ったところで、全ての人の意見が違うのは当たり前なのだと知ったのです。
これはおそらくどこにも書かれていないことです。わたしがわたしの中で発見した真実なのですから、あなたが信じなくてもいいのです。でも、わたしは信じています。そして、わたしは信じているからこそ、全ての人が話す妖精の話を信じます。それはその人の魂の記憶の中で大切にされてきた妖精の物語です。どんな姿をしているのか、どんなところに住んでいるのか、どんな文化があってどんな美しい物語や悲しい物語があるのか、それは無限に広がり、今もどこかで妖精たちの人生は進んでいるのです。
もっと大きなわたしの秘密を話しますと、
妖精のことが好きな人や、妖精が気になっている人は、その妖精たちが住む層にいた人たちです。その時の美しく優しい記憶が魂に刻まれ、懐かしみ、愛しさを感じます。そして、その妖精であるわたしもあなたも、実は今もある星で妖精や精霊、その他の美しい存在として生きているのです。私たちが地球で人間として進化したり発見したりしたことは、時空を超えて、その妖精存在である自分に影響しています。過去も未来も全ては同時に進んでいて、全てが今、であります。それは、私たちをどんどん細かくしていって粒にした時に、始まりは皆同じだったと気づくことに似ています。みんなが一つなのとはちょっと違います。みんなが一つなのではなくて、みんな、始まりは「同じもの」だったのです。
少し話が難しくなってしまいましたが、
話を妖精に戻しますと、わたしは今こそ、この妖精の層で生きていた(生きている)私たちが、その記憶を呼び覚まし、お互いにシェアし合い、そして理解し合うときではないかと思うのです。わたしは、この地球の本当の美しさを知っています。それは自分の魂の本当の美しさを知ることに似ています。あの、愛に満ちた美しい地球をみんなが知っていて、そして知っているからこそ、なぜ今そうでないのかと不思議に思うのです。子供の頃、なぜ意地悪をする人がいるのか、なぜ美しくないものがあるのか、不思議ではありませんでしたか?それは、そうではない愛の世界を知っているからなのです。
人間でありながら、妖精と繋がることができているみなさん。どうか美しい世界を、美しい愛の世界を、お互いに信頼し合い、尊重し合い、才能や優しさを広げ合って進化し続ける世界をシェアしてください。それが今の地球にいちばん必要なことであるとわたしは信じています。
この地球の目に見えない存在、まさに地球の妖精や精霊たちは、私たち人間が彼らを信じ、一緒にこの地球を美しく愛で満たされることを知っている存在として、その世界に移行していくために私たちの愛の意識や意図が必要なのだと呼びかけています。人間の役目とはまさにそれ、「愛を意図すること」なのです。
そのために、わたしはこの妖精や精霊の情報源にアクセスし、わたしが一番よく知っている妖精や精霊の星のことをこの地球で表現し、そのエネルギーを広げてたくさんの人の魂に呼びかけたいと思います。そうして地球が美しく優しくなればなるほど、宇宙もより一層美しくなっていくからです。
話が壮大になってしまいましたが、この宇宙の妖精や精霊について、少し感じていただけたでしょうか。私たちの中の、美しくて優しくて、自由な存在である妖精たちから少し踏み込んで、その役割やエネルギーを思い出していただけたでしょうか。
妖精マルシェの存在は、そんな壮大なテーマが裏に流れています。
でも、今は、妖精の世界の小瓶屋さんに目を向けて、妖精だった頃の気分を味わってみてください。
妖精作家
さかおゆみ